2011年9月2日(金)〜 9月8日(木)
 
私は1984-85年にかけ、コダック社のマーケティングディレクターとして東京に勤務していました。この滞在中に写真報道に強く興味を持ち、都内・近郊の地下鉄で廻り、たくさんのぶらつきながら人々や子供を撮影しました。今回の写真展は当時の素晴らしく、エキサイティングな写真です。日本での経験はものの見方・様々なことに対する判断の基準など、私のその後の人生に大きな影響を与えました。また今回の展示作品は芸術的にも内面的にも日本の美を理解させてくれました。そして27年を経て写真の中の人々に再会できることはもっとも大きな喜びです。今回の写真展で滞在中に日本の人たちから受けた親切と友情に感謝の意を表したいと思います。全ての作品はニコンFM2カメラとコダクロームPKR64で撮影しました。

               出展予定点数カラー 約35点
 
グラフィックアート専門学校卒業後、コダックオーストラリアに就職し各種のマーケットを担当。プロマーケット担当時に、自らも写真を撮影するようになる。特に Eddie Addams,John Sexton,Dean Collins(アメリカ),Max Dupain,David Moore(オーストラリア),Sebastio Salgado(ブラジル)とは25年に亘る親交がある。1988年報道分野の環太平洋担当ディレクターとして世界初のデジタル一眼カメラ DCS-1 の導入に参画。1992-94年イーストマンコダック本社USプロマーケット担当副社長として勤務。1998年にコダック社を退職。その後“Seahorse Photo Productions”を主宰し、2008年にはシドニーのTurramurra Plaza galleyでファインアート展を開催。現在シドニー在住。Sydney Newspaperやオーストラリアの雑誌に作品を投稿している。


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