2011年11月4日(金)〜 11月10日(木)
 
「能楽」は七百年の長い伝統を持ち、世界無形遺産に登録されています。平成23年春・銀座写真塾での「能面撮影」、6月・創建100年の伝統を持つ杉並能楽堂での「狂言撮影会」、そして横浜能楽堂での能の代表曲「花筺・はながたみ」を9月に撮影します。美女が登場する曲や、鞍馬山に住む大天狗が牛若丸に兵法を授ける「鞍馬天狗・くらまてんぐ」など豪華にして華麗な舞台です。これらの作品は阿弥陀が言うところの「秘すれば花」の能楽写真作品です。日本人が大切に受け継いできた伝統文化のすばらしさと、能楽の魅力が少しでも伝われば幸いです。

               出展予定点数カラー 約40点
 
能楽写真講座と能楽撮影を開催している能楽写真家 神田佳明氏が主宰する団体です。能楽撮影団体としては日本唯一の団体で、今年で5年目となります。会員は約50名です。年2回「能楽講座」を開き、武家社会により発展・育まれてきた能楽の歴史や内容を大学教授の諸先生から座学講座を受けるとともに、能楽師からも、謡・仕舞の手ほどきを学ぶなど、能楽に対する正しい教養をつみます。そして横浜能楽堂の本舞台において本公演と同じ能装束や能面を使った能楽師の舞台を撮影。伝統文化を「学び撮る」ことを主眼に、深く根ざした世界遺産を愛で能楽撮影にいそしんでいます。今回は7回目の写真展開催となります。


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