2012年3月16日(金)〜3月22日(木)
 
本年3月に発生致しました東日本大震災の被災地における救援活動に際し、家族写真を初めとして“写真”が家族や社会にとり重要な役割を果たしている事がクローズアップされました。そのような状況において、“写真業界の元老院”として戦前から活動している“写真八日会”が写真展を開催する事は意味ある事と考えています。写真は、人生の足跡を記録します。家族の喜怒哀楽を記録します。街や社会の変遷を記録します。写真を見ると過ぎ去った過去、忘れていた当時を思い出す事も容易となります。過ぎゆく時間、忘れ去る出来事を記録する優れた記憶媒体です。芸術の表現手段だけでなく、人それぞれに何事にもかえがたい大切な時間の記録の形として存在する写真の意味を改めて考え展示します。
出展予定点数カラー・モノクロ 約30点
1926年に『9日会』の名称で発足、同年『8日会』と改名。
営業写真師、写真学会、大学、製造メーカー、流通、現像所、業界紙誌など、写真に関わる幅広い層の会員(現在は80余名)が所属。年4回の例会・講演会を通して、写真業界の発展に寄与すべく研鑽に励んでおります。


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