新里源治 写真展
「奥入瀬渓流の四季」

 十和田八万平国立公園の奥入瀬渓流は、十和田湖からの唯一の流れで、子ノ口から焼山まで約14キロを優雅な激流となり、また静かな流れ、苔むした岩の緑が映え、左右の断崖から幾つもの滝が落下しており、まさに神秘の渓流美です。
 さらに四季折々の景観が素晴らしく、滴る若葉、深緑、燃ゆる紅葉、雪と氷の幻想の世界、すべてが渓流と調和した絶景であり、別世界にいるようです。
 奥入瀬渓流に魅せられた私は、1986年から14年間の取材により、2000年6月に「奥入瀬渓流の四季」の写真集を発刊致しました。
 この度、その写真集のなかから厳選して、写真展を開催のはこびとなりました。
 ぜひ、ご笑覧いただければ幸甚でございます。

2002年2月  
新里源治