渡良瀬遊水地「四季折々」小池昭宏写真展

 渡良瀬遊水地は、栃木県を主として群馬、埼玉、茨城の4県にまたがる広大な草原と湿原です。
 その面積は東京ドームが約700個入る大きさで、33平方キロメートルあり、遊水地としては日本最大です。
 渡良瀬川、巴波川、思川(うすまがわ おもいがわ)が遊水地の中で合流し下流で利根川に合流します。
 大きな3河川が流れ込むため当然土地は湿潤で雲や霧が発生し易く、朝・昼・夕、四季を通して美しい自然の風景を私達に披露してくれます。
 この美しい自然の営みに魅せられて通い続け、約10年経ちました。四季折々の風景を、全紙を含め半切を中心に23点展示します。
 ここに発表した23点の作品で遊水地の魅力をすべて表現することはできません。この作品展を一つのステップとし、さらに魅力ある遊水地の四季の移ろいを撮影していきたいと思います。